鮮度保持トラブル相談コーナー
これまでにご相談いただいた輸出時のトラブルやお困りごとについて、専門家の意見をもとにした回答をご紹介しています
(新規のご相談については、「お問い合わせ」よりご連絡ください)。
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ぶどう
状況の変化に応じて、輸出先への連絡と品種の代替えなどを行ってください
脱粒については、ぶどうの熟度が深く影響します。そのため、提案後に産地状況が変わってくる場合は、随時状況の連絡を入れ、品質に懸念があるものは違う品種への代替え提案を行うことを推奨しています。 協議会からは、輸出業者への呼びかけや輸出パレットに注意喚起の貼紙を設置するなどの対策を行います。
日本側の輸出に携わる業者に対して荷扱いを十分注意するよう呼びかけるとともに、輸出パレットに注意喚起を促す貼紙を設置するように対策いたします。
また、脱粒防止のためには、輸出中の環境以上に出荷の際の品質が重要と考えられますので、出荷時の品質管理をより強化していただけると良いと思われます。
今後の対策のためにも、また何かトラブルがございましたらご相談ください。
もも
輸出梱包方法の情報が周知されていないことが原因だと推定されます。
輸出梱包の際に作業を行う人によって、箱の積み方などに差があったと考えられます。箱の重量や強度を考慮せず梱包されたため、時間経過とともに荷崩れが起きてしまったことが原因だと思われます。協議会でマニュアルの作成と、輸送用段ボールの改善を行いました。
ご相談いただきました内容をもとに、混載時含め輸出時梱包、輸出業者と輸送会社間のマニュアルを作成しました。
また、オープン箱の出荷時には天面に厚手の段ボールを施しましたので、荷崩れから果実に被害が出ないよう対策を行いました。
マニュアルに沿って、専用の段ボールを使用していただければ、荷崩れの発生もなく梱包した状態のまま輸出できるかと思います。